漫画「太る女」第8話のネタバレと感想・恐ろしい自白
- 2018.10.12
- ネタバレ

前回は「パラだいす」の呼び込みの華子がもてはやされ
それを面白く思わない奈津美が色々けしかけた上、
華子を騙し自分の家に監禁したところで終わりました。
思考が止まっている華子の運命はどうなるのでしょうか?
「太る女」第8話のネタバレ
食べすぎて、ベッドの上でボーッと座っている華子に
奈津美が夕食を持ってくる。
お菓子をたくさん食べたばかりだからと断るが
奈津美は「辛いことを忘れるのは食べるのが一番なんだから!」と
勧め、しぶしぶ食べる華子を見てニヤリとすると
ベッドの向かい側にあるテレビに何かを接続しリビングを映し出す。
スマホで映してる映像がテレビで見られると言うと
華子はあまり興味なさそうに食事をしながら「…スゴいね」とだけ言う。
そして「今から面白いものを見せてあげるから楽しみにしてて!
さあ、準備をしなくちゃね」とロープを広げ始めた。
驚く華子の手足を縛る奈津美。
仕上げに口にガムテープまで貼った。
ジタバタもがく華子を見て奈津美は笑い
「ショーの始まり始まり~」と部屋の電気を消して出て行った。
そこに誰がが来た音がする。
男の声がして、その声に華子は聞き覚えがあった。
テレビには弘行が映りこんだ。
相談があると奈津美に呼び出されたようなのにご飯を振る舞っていた。
料理を褒める弘行に「華子のより美味しいでしょう?」と聞く奈津美。
弘行が遠慮がちに「そ…そうだね」と答えるのを華子は青ざめながら見ていた。
奈津美は弘行にワインを勧めだす。
お酒に弱いからと弘行が断るもののもっと勧めて飲ませ、
更についで飲ませようとすると
「もういいよ」と酔っ払いながら断る弘行に
奈津美は「じゃあ、飲ませてあげるわ」と口移しで飲ませた。
そしてソファに横たわる弘行の服を脱がせ、自分も脱ぎ始める。
華子は(何してるの奈津美、そんな…)と思いながら見てるしかなく
2人の行為を見せつけられる。
「華子よりイイでしょ・・・?」と言いながら画面の方を見る奈津美に
弘行は動かずされるがままで華子は(やめて!)と心で叫び続けていた。
弘行が目を覚ますと裸でもたれかかる奈津美を見つける。
照れながら何か掛けるものを探しに別の部屋へ行こうとドアに手をかけた瞬間
「開けるな!」とすごい形相で奈津美が睨みつけていた。
謝りドアから離れた弘行にさっきとはうって変わって
笑顔を見せ「ごめんなさい、今日はもう帰って?」と言い弘行を帰す。
すると奈津美は華子の部屋に戻り電気をつけた。
ジタバタもがき震える華子に「どうだった?ショーは楽しめた?」と
ナイフを手にしながら聞く。
そして華子を縛っていたロープをナイフで切り、口のガムテープを剥がすと
華子は怯えながら「どうして弘行と・・・?」と聞いた。
続けて「もしかして弘行のことが好きだったの?
だったら私はフラれてるんだし言ってくれれば」と言いかけると
「やだ~別にあんなあんたのお古好きでもなんでもないわ!」と言い捨てる奈津美。
華子が「じゃあ、どうして急に?こんなヒドいー」と言いかけた時
奈津美が華子の顔スレスレの枕にナイフを刺し
「ただ、あんたの嫌がることがしたかっただけ」と答えた。
ナイフを抜き手にした奈津美は奈津美の元彼の名前を出し
華子が紹介してくれた男だったけどお古だったと言い出す。
華子はその彼とは何でもなく奈津美の誤解だと訴えるが
また顔の横にナイフを刺し
「初めての男があんたのお古だったなんて
今思い出しても憎しみで体が震えるっていってんの!
そりゃあ、ブスは男を選べないわよ?
だからってあんなゲス男と「お似合い」だなんて馬鹿にされて…
正直ブチ切れたわ」と歯を食いしばりながら言う。
そして整形したのは華子同じ土俵に立って復讐するためだと。
信じられない華子を奈津美は笑った。
同じ会社に入ったのも華子の側にいて復讐の機会を狙っていた、
小村から弘行の母の危篤とのメモを用意したのも
サクラ物産の伝言ミスも全部奈津美がやったのだと自白した。
更には唯一の居場所だったパブの売春を斡旋してるなんて大嘘。
自宅のパソコンで偽装してたんだと。
華子は言葉を失い泣きながら「やめて…」と懇願するが
奈津美は「信じられないって顔してるわね」と言い
「最後にとっておきのヤツ教えてあげるわ」と追い打ちを掛けにかかった。
華子の実家の火事の話を持ち出し
「私は狙ったわけじゃないんだけど~
あんたんちの金盗んでやろうと思ってェ
いろいろ探したらァ
あのババアが邪魔するから突き飛ばしたら~
テーブルの角に頭ぶつけて気を失っちゃってェ
しょうがないから燃やしちゃったのォ
家ごと」と、おどけながら話した。
華子は顔面蒼白になり固まるが「嘘よ!」と信じられないでいたが
奈津美は「こんなこと冗談で言えるわけないじゃな~い!」と
ひゃひゃひゃひゃ・・・と笑い出す。
華子は「じゃあ、おばあちゃんは自殺じゃなくて…!」と言うと
「そのと~り!だから~あんたのババアはァ
私が殺したんでェ~す!」と、こめかみに手でピストルの形を作って当てながら
奈津美は答えた。
ショックで言葉が中々出て来なかった華子は
「おばあちゃんが・・・イヤあああああ~!!」と泣き叫びながらベッドから落ち
這いつくばりながら奈津美の方に向かって行く。
しかし重い体が思うように動かず中々進まない。
それを見て奈津美が手を叩きながら
「ホラ、こっちこっち!あんよは上手~」とバカにした。
ほとんど進まない内に華子はガクッと力が抜けてしまう。
再び泣き出し「私のせいだ…私が奈津美に憎まれたせいで
おばあちゃんは死んじゃったんだ!私のせいだ~~~!」と
ガンガン自分の頭を叩き出し髪の毛もブチブチ抜いた。
その姿に「そうよ、この姿が見たかったのよ!
そのために食わせ続けて巨デブにしてやったのよ!
ざ~まあみろ!ざ~まあみろ!」とアヒャヒャヒャと笑う奈津美だった。
一夜明けて弘行は会社で奈津美とあんなことになってしまって
自分は何してるんだ、奈津美もどういうつもりなんだと悩む。
そして、他の部屋のドアを開けようとした時の奈津美の形相が
普通じゃなかったことを思い出していた。
あの部屋には何か見られなくないものがあるのか?と考えてると
来客の呼び出しをされる。
来客はママだった。
「なんで、あんたが?」と言う弘行に
「説明は後で、いいから一緒にすぐきて!
華子が危ないわ!」とママが弘行の胸元を掴んで言い
弘行が青ざめたところで第8話は終わる。
今回の登場人物
華子:元は容姿端麗で若いのに主任に適任されるほど仕事が出来た。
奈津美のせいで会社を辞める事になり現在はショーパブ「パラだいす」に在籍。
ある日突然太り始め痩せなくなってしまった。
それからどんどん不幸に見舞われる…
弘行:華子の元婚約者。イケメンで仕事も出来る。
奈津美にハメられ華子とは別れてしまう。
奈津美:華子の親友のハズがずっと華子に嫉妬や逆恨みの感情を持っていた。
華子を不幸へ追いやったり。整形美人。
ママ:華子在籍の「パラだいす」のママ。
太ってしまった自分を卑下していた華子に希望を与えてくれた。
感想
真実を知り自分を責める華子。
それが愉快でたまらない奈津美。
本当に奈津美が恐すぎる…
親は何故幼少期とかに病院へ連れて行かなかったのか?
と思うくらいやばい人物ですね。
実際に居たらと思うと寒気がします…
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