「美醜の大地」第36話のネタバレ・それぞれが動き出す

「美醜の大地」第36話のネタバレ・それぞれが動き出す

 

前回は絢子の過去の話が終結し、

絢子の中で完全に狂気が目覚めてしまったようでした。

 

妹の存在やその妹を手にかけてしまった事を

素直に清二郎に話ましたね。

 

それを何のためらいもなく、受け入れる清二郎と

その気性を鬼と呼び気に入っているような口ぶりの祖父。

 

どうなっていくのでしょうか?

そして、今回はどんな話になるのでしょう…

 

前回・第35話のネタバレはこちら

 

 

第36話のネタバレ

 

敏恵はどこかの小屋で寝てしまっていた。

夢では女学校時代、ハナの容姿を乏し

化け物と言い友人たちと石を投げつけていじめて

笑っている夢を見る。

 

そんな夢から覚めた敏恵は顔を触り

とてもいい気分に浸っていた。

そして、何故こんなところに隠れているのか思い出せず外へ出る。

街に買い物に行くことやもっと新しい自分を楽しむ事にした。

 

 

軽やかに住宅地に出ると道路で遊んでいた子供たちが

敏恵のことを見て一斉に悲鳴を上げる。

敏恵は何がどうなっているのか分からずに

佇んでいると子どもたちから

「くるな!」「あっちいけ!!」と罵られ

石を投げられた。

親はそれを止め「いいから早く家にお入り!」と慌てふためいている。

 

 

その騒ぎに人が集まってくるとみんな敏恵の顔を見て

絶叫し「化け物ォ!!!」と言葉も投げつけられた。

 

 

敏恵は先程の夢のハナの姿を思い出し「違う」と言い走って逃げた。

子供が追おうとすると大人はそれを制止し、警察を呼ぶことにする。

 

 

敏恵の中ではサチの皮膚がぴったりハマり

きれいな顔をしていると思い込んでいることから

この状況が理解できずにいた。

走っている途中にサチの皮膚が落ちてきてしまうと

急いで両手で押さえながら

「違う違う違う

あたしはあいつみたいな化け物なんかじゃない

もう直ったんだ

あたしは違うんだ

あたしはもう

新しい顔なんだ」と涙を流していた。

 

 

一方、ハナと菊乃はお茶をしていた。

新聞を見ていた菊乃は顔を真っ青にしてカップを割ってしまう。

異変に気づいたハナが菊乃に声をかけると

菊乃は黙って新聞を差し出した。

 

 

ハナが「顔の皮を剥がされた身元不明の女性の遺体」と

記事を読み上げると菊乃は「…きっと内海敏恵の仕業よ」と言う。

ハナは以前に菊乃が言っていた敏恵がハナのお面を見つけたことで

狂気に達してしまった気がすると言っていたことを思い出すと

「別の領域…」と呟き、

急用が出来たから札幌に戻ろうと菊乃に言った。

 

 

その頃つくし苑では進司がサチからの手紙を読んでいた。

手紙には「必ず迎えに行くから、いい子で待っててね

大好きな進司へ」と、進司が読めるように平仮名で書かれていた。

 

 

進司は嬉しそうにサチへの返事を書き出す。

サチからの手紙はハナが昔の顔のお面をつけ

進司にお母さんから頼まれた手紙だと渡していた。

「お母さんは今おつとめが大変なんですって

だからちょっと時間がかかるかもしれないけど

でも必ずあなたを迎えにくるっていってたわ」とも話していた。

 

 

進司はハナから手紙を受け取った瞬間に

整形後の顔のハナに会った事を思い出し

同一人物だと気づくと

「どうして今日はこのあいだと顔が違うの?」と尋ねた。

ハナは適当にごまかし、

進司に亡き弟の姿を重ねると頬を触り

「元気でね」とお別れをする。

 

 

進司は返事の手紙をハナがまた来た時に

サチの届けてくれるかなと期待していた。

 

 

 

 

 

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綿貫と柏葉が安直室に入る。

目の前のベッドには包帯で巻かれ白い布を掛けられた遺体が。

柏葉が「死体検案は済んでいますので

包帯で覆われていますが中身を確認しますか?

お勧めはしかねますが」と言うと綿貫は断った。

 

柏葉に促され、サチが着ていた血のついた着衣など見せられる。

それを黙って見つめる綿貫に

柏葉が「激しい抵抗の跡はありましたが

着衣に乱れなどは見られなかったので

何者かがあとからこれを着せた可能性は低いと思います

今のところ身元がわかるものが

何ひとつ見つかっていないので

忍びないのですがこれで確認してもらうしか…」と

発見時の遺体の写真を見せた。

 

 

青ざめた綿貫は力なくサチで間違いないと思うと答える。

柏葉はサチの家族などの連絡先を知らないかと聞くが

綿貫は幼い息子が一人だけいるが所在が分からないと答えると

柏葉は困っていた。

 

綿貫は何故自分に身元確認をさせたのかと尋ねると

柏葉の目が鋭く光り出し

「自分なりに思い当たる人物に見当をつけて

手当り次第に訪ね回るしかないだけです

本当に身元が全然わからなかったものですから」

と話すと綿貫は黙り込む。

 

 

 

 

 

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柏葉が「失礼ですがその…

瀬尾さんとはどういうお知り合いで?」と聞くと

綿貫は「…以前 雑誌の企画で

取材させていただいたことがあるという程度です

彼女も樺太からの引き揚げ者なので」と答えると

柏葉は樺太からの引き揚げ者が引っ掛ったようだが

「もう結構です」と言い綿貫を玄関まで送ることにした。

安直室を出る前に綿貫はサチに悲しげな目を向けるのだった。

 

 

 

柏葉が綿貫の左手の怪我に気づき、どうしたのかと尋ねる。

先日転んだ拍子に怪我をしてしまうという不注意だと綿貫は答えた。

 

 

次に柏葉はサチが人間関係や何かで問題を抱えていなかったかと

綿貫に聞くが、綿貫は引き揚げの時の経験談が中心だったから

分からないと答えるのだった。

 

 

柏葉は綿貫を見送った後

「瀬尾サチ

樺太からの引き揚げ者か……」と呟いていた。

 

 

綿貫はサチの着衣を思い出し

誰がどんな理由で彼女をあんなふうに殺す必要があったんだろう

死体から顔の皮まで剥いで…

身元を隠すために?

死体そのものを始末できなかったからなのだろうか?と考えていた。

 

 

そして相原の姿を思い浮かべたあとに

サチが「殺す気なんかなかったの!

私はただ息子を取り返したかっただけなの…!!」と泣き崩れたのを思い出し

「…自分が殺さるなんて思ってもみなかっただろうな…」と呟き

柏葉が「自分なりに思い当たる人物に見当つけて

手当り次第訪ね回るしかないだけです」と言っていたのを思い出すと

柏葉の勘は半分当たっているのかもしれない

でも僕は彼女に死んでほしかったわけじゃない

それに彼はまだ知らない

目の前に横たわってるその死体が

自分の部下を殺した犯人だったということをと考えていた。

 

 

綿貫は左手の見つめて

サチの息子に犯人の手がかりがあるかも知れないと

進司を捜し出す決意をした。

 

 

その数日前に綿貫は池内に部屋に戻るように指示をするものの

池内は不満そうに札幌が久しぶりだから

あっちこっちに行きたいと言い出した。

 

 

そこで綿貫は宿泊先にいてもらった方が

菜穂子が見つかった時に連絡がしやすいと言い丸め込み

池内の動きを封じることに成功する。

 

 

札幌には敏恵が潜んでいるのだから

迂闊に歩き回られ遭遇されるのが困るからだ。

 

 

そんな時ふと深見のことを思い出し

連絡先を聞くのを忘れていたことや

あれから会っていないが怪我の具合の心配や

荒事に慣れている様子から本当にただの弁護士なのかと考え込んでいると

突然後ろから襟元を捕まれ凄い勢いで壁に打ち付けられた。

 

 

その正体は目にナイフを突きつけながら

「おまえか

おまえが殺したのか?」

涙を流す森哉だったところで第36話は終わります。

 

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今回の登場人物

 

ハナ:絢子をリーダーとするグループに酷いいじめにあい、

そのせいで母と弟を失ったことから、

整形をして顔を変え絢子グループへの復讐を決意する。

しかし、殺してしまう事にためらったり

相手が傷つくのが恐くなってしまったり悪者になりきれない様子。

絢子への恐怖心があり、それが復讐への邪魔をしている。

 

菊乃:元男性。内田の助手。子供の頃から自分の性に違和感があり、

いじめられていた。軍隊に入ったが大怪我をし、そこで内田と出会う。

昔の自分と重なるらしく、ハナの復讐に手を貸したり

何かとハナの事を気にかけている。

 

綿貫:「月刊道民」の記者。ハナがスミ子に復讐しようと働いていたカフェで

雨に濡れた時にハンカチを差し出してくれたハナに一目惚れした。

スミ子の事件以来、ハナの復讐を嗅ぎつけるが

当時ハナは菜穂子とうい偽名で働いており顔も違うために

ハナと菜穂子が同一人物だと思っていない。

サチ:ハナをいじめていたグループの1人。

絢子にお金で雇われて清二郎の「玩具」をしていたことも。

父親の分からない進司という息子がいる。

ハナの復讐により反省し真っ当に生きると決めたのに

敏恵に邪魔された挙げ句殺されてしまう。

 

敏恵:ハナをいじめていたグループの1人。

ハナの復讐が原因で顔に大きなキズと大怪我を負う。

サチのおばあちゃんや隣人を殺したり、進司を人質に取って

サチに言うことを聞かせハナへの復讐を手伝わせようとする。

絢子の屋敷が火事になった時に顔の皮膚を負傷し

コンプレックスに。

サチを殺した後にサチの顔の皮膚を剥ぎ

自分の顔につけた。

 

森哉:清二郎の使用人。

双子の姉の加世とサイコパスながら寄り添って暮らしていたが

サチの母性に惹かれはじめていた矢先

サチが殺されたのを知って犯人を探している。

 

柏葉:強面の刑事。

後輩の相原が殺され犯人を追っている。

 

 

感想

森哉が現れましたね。

まさか綿貫を犯人と疑うとは思いませんでしたが

彼なりにサチを殺した犯人を探そうと必死なんですね。

 

狂い出した敏恵が進司に何かする前にハナか

綿貫に救い出して貰いたいです…

 

森哉はどうするのか、

札幌に戻るハナたちもどう動くのか今後の展開も楽しみです。

 

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