「美醜の大地」第33話のネタバレ・狂わせた元凶

「美醜の大地」第33話のネタバレ・狂わせた元凶

 

前回は綿貫と池内がハナが菜穂子として過ごしていた時の話が中心で

百子が病みに病んでいる話に加え

最後の最後に絢子のおじいさんとおぼしき人が登場しました。

 

今回絢子の過去には触れられるのでしょうか?

それとも、ハナが中心のお話になるのでしょうか。

サチの皮膚を当てた敏恵が人前に出だしたのも気になりますね。

 

前作32話のネタバレはこちらから

 

 

第33話のネタバレ

 

幼い頃から何でも他人のものを欲しがっていた

それが例えどんなにボロでも自分の持ち物のがどんなに高価でも

欠けた茶碗や飼い猫、友達でさえ

他人のものが羨ましくて仕方なかった

自分にも理由は分からないが

きっと産まれた時からそうだったのだろう

 

友達はみんな快く交換に応じてくれ

最初のうちは自分もそれで満足だった

しかし、手に入ってしまえば途端に興味は失せてしまう

 

 

何かを最も強く欲しく思うのは

それが相手の手の中にある時なのだと気づいた

やがて友達はそんな自分から遠ざかっていき、

交換の申し出も拒絶するようになった

 

 

だから、暴行してでも奪った

その瞬間に味わった言葉に尽くせぬほどの

満ち足りた気持ちは生涯忘れられないものとなり

初めて「欲しい」のではなく「奪いたい」のだと理解した

 

だから、奪って奪って奪い続けた…

どんなガラクタであろうと相手が誰であろうと

それが人生の全てだった

だから今ガラクタの山の中で

独り終焉を迎えるのだ、という

絢子の祖父の人生の振り返りから始まる。

 

 

絢子は祖父の屋敷に着くと上を見上げていた

祖父の寝室には父・保親と絢子と清二郎に加え

執事、女中、医者、看護師が集まっていた。

「久しぶりよのう」と挨拶する祖父に

保親は答えるが絢子は黙ったままだった。

 

祖父は「どうだ、死にかけの親父を見る気分は?」と尋ねると

保親は見下げながら「ええ、悪くない」と答えた。

それに笑いながら「相変わらずだの」と祖父は言い

更に「絢子、近こう寄れ」と言った。

 

絢子が近づくと祖父は絢子の腰や胸、顔をまじまじと見てから

「母親そっくりになったな、絢子」と言葉を発した。

その言葉に絢子は嫌悪感を表した顔で祖父を見下げた。

清二郎は心配そうに絢子を見守る。

 

すると祖父が咳き込み出し、

医者にみんな外で待つように指示された。

部屋の外に出ると清二郎が祖父の心配をするが

絢子は興味のない返事しかせず清二郎が驚く。

 

保親の「元気にしていたか」の問いに

「はい」とだけ答える絢子。

そして保親は清二郎に絢子の事をよろしくと言うと

執事に車の用意と「次は息を引き取るまで連絡しないでくれ」と頼むと

執事は「承知いたしました」と答える。

 

絢子もまた「私にもそうしてちょうだい」と願い出て

清二郎が焦るも「帰りましょう、清二郎さん」と早々に廊下を歩き出した。

清二郎は加世を一瞥してから絢子の後に付いて歩くのだった。

 

 

 

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一方、森哉は林道を歩きながら

加世がメイド服姿を見せて来たことを思い出していた。

絢子の家の後ろ暗い秘密を暴く為の仕事着だと聞かされ

自分は何をすれば良いのかと尋ねると

加世は少し考えた後、屋敷で出来る仕事はないから

ハナたちの行方でも探ってきなよと行ってしまったのだった。

 

ひとりが不安な森哉は

「あいつらの居場所なんて見当もつかないし

姉さんなしで僕に捜せるわけないじゃないか」とブツブツ言いながら歩き

不意に「ひとりで息子を捜しにいくわ」とサチが背を向けて言ったのを思い出した。

 

そして、進司が見つけられたか気になり

そこからサチの一挙一動を思い出し、

加世とは違うのに一緒にいて

安心するのはなんでだろうと考える。

 

 

そして母を思い出した森哉は「お母さん…か」と呟くと

サチと進司が無事一緒になってたらいいなと思っていた。

 

 

そんな森哉の目に異変がうつる。

警官がとある小屋を囲み、野次馬もいる中

1人の警官はしゃがみ込んで老婆に話を聞いていた。

 

老婆は震えながら「変な女が血だらけで歩いていたんですよ。

こうやって、こう顔に…」と懸命に説明していると

警官が担架に乗せた死体を運び出していた。

 

 

むしろを被せてあるが、はみ出てる足を見た森哉は

人を押しのけ、むしろを捲り上げる。

野次馬たちは血だらけで顔面の皮膚がないサチの死体を見て絶叫するが

森哉どこかに向かって走り出した。

 

涙を流しながら 誰が殺した 誰が 誰だ!!? と強く思う。

その間に思い出すのはサチが「かばってくれて ありがとうね」と言った事と

先程の老婆が「変な女が血だらけで」と言った事だった。

 

 

また屋敷に話は戻り、歳のいった女中が加世に話しかけてきた。

加世が大だんな様の世話係を

よくもっているなと思い声をかけて来たようだ。

ここだけの話として「大だんな様の世話を任されるのは

いつも若い女中ばっかりなんだよ。

でもお側付きになった娘たちはみんな

1週間と持たずに辞めてってしまうのさ。

大だんな様も若い頃はたいそうな好色で

旺盛な方だったらしくてねえ。

あんなふうになった今でも若い娘をお側におきたがるんだけど、

それがまあ…」と言いいい掛けてる所に執事がやってきて

「加世さん大だんな様がお呼びです」と知らせに来た。

 

女中は急いで掃除に行くと言いその場を離れた。

加世は執事を見て(この執事もまともじゃなそうだね)と思い、

それとも高島津家に関わるとまともじゃなくなるのかとも考えていた。

 

 

 

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寝室へ行くと「かや」と呼びつけられる。

みんなが帰ったのか確認すると祖父は加世に

「服を脱いで私の上に跨っておくれ」と言い出す。

加世はその通りにした。

 

祖父は「お前に目はどこか私と同じ色をしているな」と言い

「同じ人喰いの目の色だ」と言った。

そして「あれらはもう私が死ぬまでここへはこないといったろう?」との問いに

「はい」とだけ答える加世。

 

「然もありなん

それだけのことをしてきたからな

だが己の生涯に微塵も悔いはない

私は人喰いの鬼のまま朽ちてこそ本望だ

きっと、おまえにはわかるだろう?」と言うと

加世は「…どうでしょう?」と少し微笑みながら答えた。

 

「ここまで私に怯えぬ女はお前が初めてだ

長話につき合っておくれ、加世

だがそのままでは寒かろう

自分を慰めろ、私の前で」とゲスびた顔をする祖父に

加世は顔色一つ変えずに言われた通りにした。

 

それを見た祖父は笑い「気に入ったぞ加世

私は幼い頃からなんでも他人のものが欲しかった」と言い出すのだった。

 

 

その頃、清二郎はベッドに座り窓の外を眺めていた絢子に声に

「少し話してもいいかな」と声をかけた。

絢子は少し清二郎を見た後、月を眺めながら

「昼間のこと?」と聞く。

清二郎がそうだと答えるとあなたには知る権利があるわねと絢子は言った。

 

清二郎はこの前赤ちゃんの頃の写真を見た事を話し、

一緒に写っていた女性のことを聞こうとすると

絢子が「あれは母よ、産みのね」と自分から答えた。

 

その言葉にビックリした清二郎に絢子は

「知りたいんでしょう?私達の(高島津家)軋轢を」と言い放つ。

それに対し「僕はあなたのことを知りたいんです」と

清二郎が言うと絢子が向き合った後に

ブラウスのボタンを外し出す。

 

清二郎が慌てているとそこには傷だらけの肌が現れ

「私も私の家族もはじめから壊れているのよ」と絢子が言った所で

第33話は終わります。

 

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今回の登場人物

 

サチ:学生時代にハナをいじめていたグループの1人。

絢子にお金で雇われて清二郎の「玩具」をしていたことも。

父親の分からない進司という息子がいる。

ハナの復讐により反省し真っ当に生きると決めたのに

敏恵に邪魔される。

進司を敏恵につれて行かれてしまい、居場所が分からない所に

相原が敏恵を脅迫罪で連行しようとすると

進司の居場所が一生分からなくなると思い

相原を刺殺してしまう…

屋敷の爆発で最愛の進司を失ってしまい生気がなくなっていたが

加世の言葉で進司が生きているかもと希望を持ち探し回っている。

孤児院での元気な進司を目にし生き直す為に自首しようとするが

それも敏恵に邪魔され、とうとう敏恵を消そうとするが返り討ちにあい

逆に殺されてしまった…

 

加世:双子の姉。

弟の森哉とは特別な境遇だからか姉弟以上の結びつきが強い。

清二郎の事を「坊っちゃん」と呼ぶ使用人。

 

森哉:双子の弟。

サイコパスで死体を解体することが得意。

母性の強いサチに惹かれつつあるが

価値観が違い過ぎる為にサチに行動を共にすることを断られてしまった。

 

絢子:学生時代ハナをいじめていたグループのリーダー格。

冷酷な事をさせて顔色を一切変えずただ見ている。

清二郎という色狂いと結婚した。

初対面の時にハナの何かをキレイと首をシメたことがあった。

デパートで顔が変わったハナに再会したときも

「何できれいなの?」と一心不乱にハナを追いかけた。

 

清二郎:ド変態。「玩具」と呼ぶ女の人に性癖をぶつけ

自分の欲を満たそうとする。

絢子には中々、相手にしてもらえないらしい。

最近は絢子を守り抜こうと決めてからは普通のイケメンに。

しかし、絢子の過去を何も知らないと気になり

加世に調べて貰っている。

 

感想

 

少し絢子の過去が見えて来ましたね。

あのおじいちゃんのせいで家族や人生狂わされたんだろうなと…

ちょっとおじいちゃん昔の清二郎と似てないかい?

次は絢子の過去がもっと深く描かれそうですね。

 

そして、想い人のサチが殺されてしまったことを知った森哉。

どうなるのかな…

いつか森哉VS敏恵が見られるんでしょうか?

どちらもやばいので五分五分っぽいですよね…

 

 

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