「美醜の大地」第32話のネタバレ・絢子の家族が遂に登場!

「美醜の大地」第32話のネタバレ・絢子の家族が遂に登場!

 

前回はサチが生き直す為に邪魔な敏恵を消そうとし、

返り討ちにあいサチは帰らぬ人となってしまいました。

そして、そのサチの顔の皮膚を剥ぎ取り

狂気に満ちた笑い声を上げた敏恵。

そんな敏恵のやばい部分に感づいていた菊乃さんが

ハナに伝えましたがどうなるのか?

 

一方の綿貫は敏恵の元夫に連絡をし、

会ったのですがこれが地獄への道なのか?

 

前回31話はこちらから

 

 

第32話のネタバレ

 

池内と綿貫は喫茶店でコーヒーを飲みながら話をしていた。

父親が他界して祖父母の旅館に移るまで札幌で育ったから

自分の故郷みたいなもので懐かしいと呑気に語る池内に

綿貫は電話で話した通り、菜穂子について聞こうとすると

池内は前のめりになりながら菜穂子の居場所を知っているのかと

勢いよく聞いてきた。

 

綿貫はそれは知らないと答え、

自分も菜穂子の居場所を知りたいと思いながら

とある事情で菜穂子の足取りを追っており

池内の知っている菜穂子の事を是非教えて欲しいと頼んだ。

 

それを聞き、菜穂子との出会いを語り始めた池内。

旅館組合の研修旅行の帰りに旭川駅で乗り換え列車を待っている時に

上川行きの車両かと菜穂子の方から声を掛けて来たのだと言う。

「空襲で家族も住処も仕事も…

何もかも失って全て忘れて

一からやり直したくて北海道へ…」と語った菜穂子

池内が「うちで住み込みで働かないか」と誘ったんだそう。

 

菜穂子は控えめだけど働き者で要領もよく

美貌も兼ね備えていたので従業員やお客さんからもすぐに人気になったのだが

元妻の敏恵だけは最初からいい顔をしていなかったのだと言う。

 

綿貫は黙って聞き続ける。

 

その内、敏恵は菜穂子に冷たく当たるようになり

しまいには菜穂子を泥棒に仕立てて追い出す為に

宿泊客の貴重品を盗み出したし、

それがみんなにバレて錯乱した敏恵は

階段から足を踏み外し落ちてしまったのだと話した。

 

そして自分が至らないせいでそうなったことが

菜穂子に申し訳なくて仕方ないと言い出す池内に

「えっ?」と呆気にとられる綿貫。

 

菜穂子に一目惚れをし、どんなに菜穂子が素敵で

どこが好きだとか語りだす池内に

圧倒されながらも冷ややかに見つめる綿貫。

 

菜穂子には辛く悲しい過去があるから

自分が心から幸せにしてあげたいと思い

元気づけたくてよく菜穂子を励ましていたのだが

それを敏恵が気に入らなかったようだと話す池内に

(そうだろうな)と心で感想を述べる綿貫。

 

不肖の元妻のせいで菜穂子に深い傷を負わせてしまったと後悔し

敏恵が菜穂子に濡れ衣を着せようとした事件のあと、

池内は敏恵と離婚したが夫としての最後の情けで療養院へと送り

全てを精算したら正式に菜穂子を後妻に迎えようと心に決めて帰ったら

「これ以上迷惑をかけたくない」と菜穂子は姿を消していた。

 

暫くは落ち込んでいたが、こうなった以上は引き下がれないので

自分が責任を持って菜穂子を必ず幸せにしなくてはと

勝手な決意で固められていた。

 

それを聞いて綿貫は菜穂子の気持ちが一切考慮されていないことや

菜穂子に惹かれる男を何人も見てきたけど

こんなに情熱的すぎる人は初めて見たなとか

端から見たら自分もこんな感じなのかなと考えながら少し落ち込んだが

池内もまた復讐の道具として利用されたんだと気づき持ち直した。

 

 

そして、菜穂子は確かに美人だが

決して清い人間とはいえないのかもしれない

あるいは菜穂子もまたハナに縛られているのではないか、

菜穂子たちの仕掛けは成功して敏恵は全てを失い

それが復讐の連鎖の始まりで池内もまたその一部として…

と考えていたら敏恵も札幌のどこかに潜んでいるのだから

池内を長く札幌に留めさせるのは危険かも知れないと気づく。

 

 

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するとテーブルにあったうさぎの楊枝入れを見つめていた池内が急に

うさぎを食べた事あるか聞いてきた。

綿貫が食べた事がないと答えると、

笑いながら自分もないのだが

菜穂子がまだ旅館にいた頃にお客さんが夕食に出してくれと

うさぎを持ち込んだ事があり

従業員とうさぎの捌き方を知らなくて困っていた所に

菜穂子が「私知ってますよ」と名乗り出たのだと言う。

その時に「樺太で食べたことがある」って言っていたのだと池内が話すと

綿貫は衝撃を受けた。

 

池内は笑いながら「でも菜穂子さんは内地の出身だっていってたから

樺太に親戚でもいたのかなと思ったけど

もう確かめられないしね」と言い放った。

 

そんな池内とは逆に菜穂子が樺太にいたことで

ハナとの接点が樺太時代からなのか、

しかし敏恵たちとの面識がなかったのなら出身が豊原ではなかったのか

それとも何か他に…と綿貫は考え込んでいた。

 

池内は樺太出身の人を探しては会いに行って

菜穂子の事を訪ねたりしたのだが全く当たらず

その内に知人を通して敏恵が療養院から逃げ出したことを知り

もう別れた相手だし、迷惑かけられたしで

未練なんてないが短い間でも寄り添った相手だから

時々気にかけてしまうのだと話した。

 

綿貫は敏恵の近況を聞かせるものじゃないなと思っていた。

自分が三行半をつきつけた相手が殺人鬼に変貌していて、

それが何者かに仕掛けられたものだとしても

原因の一端は池内にもあるのだからと。

 

池内がコーヒーをすすりながら

「本当に菜穂子さん今どこにいるのかな

何かもっと聞いていけばよかったな…

友達のこととか」と言うと

綿貫は相原のことを思い出したあとに

サチが土下座をしながら

「ごめんなさい ごめんなさい

ごめんなさい!!

あたしはただ息子を取り返したかっただけなの…!!」と言ったのを思い出し

サチが今どうしているのかを考えたいた。

 

 

一方、サチと乱闘した小屋の中で

いつの間にか寝ていた敏恵が目を覚ました。

そしてサチの死体を見てすぐ自分の顔を触り

「顔がある…うれしい…!

新しいあたしの顔…」と嬉し涙を流した。

敏恵の顔にはサチの皮膚がピッタリとハマり

キレイな顔に生まれ変わっていた。

これでもう他人の目線に怯える必要もないんだと安心し

サチの死体にバサっとむしろを乱暴に掛けた。

 

 

敏恵は外に出ると空を見上げ爽快な気分に浸って

ハナのことも今はどうでもいいとすら思っていた。

 

道端で木の枝を拾っていたおばちゃんが

血だらけのコートを着た敏恵を心配し

「あ…あんた、どうしたの?大丈夫かい?」と声を掛けたが

敏恵の顔を見ると顔色が変わり言葉を失った。

 

敏恵は清々しく「おはよう、おばあさん

今日はいい天気ね」と返したのだった。

敏恵が通り過ぎるとおばあちゃんは真っ青な顔のまま

座り込み木の枝を全部落としてしまう。

 

サチの皮膚がキレイにハマっていたのは敏恵の思い込みで

実際は目の位置があっておらず片目は薄目を開いているような状態

もう片目は眼球に合っておらず

完全に肉だけが見えているような状態、

更には至る穴から血が流れている…

しかし敏恵は自分の顔に手を当てながら

今はこの幸せを噛みしめていたい

と、足取りが軽かった。

 

 

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帯広市では百子が「ねえ、お兄さん一緒に飲まない?」と

客を取っていた。

百子の顔を見た男は以前までの男の反応とは違い

鼻の下を伸ばしノリノリで腕を組んでいた。

 

しかしその後、路地でうめき声を上げる男。

そして血を吐き倒れ込む。

百子は笑いながらお札を手にし、その場からヒラヒラと去っていった。

 

 

男たちから命や金を奪えば奪うほど満たされ

元の自分に戻っていく

そして元の姿に近づくほどに男を釣るのが簡単になっていく

昔の自分は何も知らなかっただけなんだ

奪う側がこんなに楽しいなんて

私は一度地獄に落ちてきっと人間じゃない何かになっちゃたんだ

それでもいい まだ全然足りない

もっとたくさん奪って

もっともっときれいにならなきゃと百子は思っていた。

 

そして口紅を塗り直しながら

「杏一郎さん…待っててね」と呟き

今度こそ彼と何もかもが一つになるんだと

狂気に満ちた笑みを浮かべながら

カバンの中にたくさん入った農薬の1つを取り出したかと思うと

また別の男に「ねえ一緒に飲まない?」と声をかけ腕を組み

路地裏へと消えていった…

 

 

大きな屋敷では老人がゼエゼエしながら豪華なベッドに横たわっていた。

女中が近づき「大だんな様、いかがなさいましたか?」と声を掛けながら

枕元の明かりを灯した。

「お医者様をお呼びしましょうか?」と尚も声を掛ける女中に

聞き取れないくらいの声量で話す老人。

聞き取ろうと老人に近付こうとした女中の首をガッと掴み

老人は「…瑞々しい」と言い放った。

 

女中がスッと老人の手を下ろすし

「…お戯れを」と言う老人は笑い

「絢子を呼んでおくれ」と言うのだった。

 

「わかりました。

明日の朝お嬢様にご連絡いたします」と答えた女中は加世だった。

 

窓の外では満月があやしい光を放っていたところで32話は終わります。

 

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今回の登場人物

 

敏恵:学生時代にハナをいじめていたグループの1人。

ハナの復讐が原因で顔に大きなキズと大怪我を負う。

おばあちゃんや隣人を殺したり、進司を人質に取って

サチに言うことを聞かせハナへの復讐を手伝わせようとする。

高嶋津家の火災で顔の半分皮膚がなくなり、

ハナの整形をした診療所に入院していたが去って行った。

 

 

綿貫:「月刊道民」の記者。ハナがスミ子に復讐しようと働いていたカフェで

雨に濡れた時にハンカチを差し出してくれたハナに一目惚れした。

スミ子の事件以来、ハナの復讐を嗅ぎつけるが

当時ハナは菜穂子とうい偽名で働いており顔も違うために

ハナと菜穂子が同一人物だと思っていない。

深見に襲われ入院していたが退院後、

警察から相原が行方不明だと聞き相原を捜していたが

森哉の自白により殺されていた事を知る。

 

池内:旅館の息子。敏恵の元夫。

 

サチ:学生時代にハナをいじめていたグループの1人。

絢子にお金で雇われて清二郎の「玩具」をしていたことも。

父親の分からない進司という息子がいる。

ハナの復讐により反省し真っ当に生きると決めたのに

敏恵に邪魔される。

進司を敏恵につれて行かれてしまい、居場所が分からない所に

相原が敏恵を脅迫罪で連行しようとすると

進司の居場所が一生分からなくなると思い

相原を刺殺してしまう…

屋敷の爆発で最愛の進司を失ってしまい生気がなくなっていたが

加世の言葉で進司が生きているかもと希望を持ち探し回っている。

孤児院での元気な進司を目にし生き直す為に自首しようとするが

それも敏恵に邪魔され、とうとう敏恵を消そうとするが返り討ちにあい

逆に殺されてしまった…

 

百子:ハナの2番目の復讐相手。

杏一郎と名乗った男性の姿の菊乃に騙され

借金の方に見世に売られ薬漬けで精神が崩壊されている。

それ以来、若い男性が来ると「杏一郎さん」と言い

まとわりつくようになってしまった。

実家で抜け殻になりながら療養していたが

祖母が綿貫との電話で「杏一郎」のワードを発し

それで覚醒したあとは道行く男に声をかけ

農薬(劇薬)を飲ませて命を奪ってしまう。

 

加世:双子の姉。

弟の森哉とは特別な境遇だからか姉弟以上の結びつきが強い。

清二郎の事を「坊っちゃん」と呼ぶ使用人。

 

感想

 

遂に久々の百子登場ですね。

敏恵に続きのサイコパスっぷりが恐いです…

 

綿貫と池内の会話は読者側は知っていた事が多いので

あまり新鮮な感じはしませんが

綿貫はこうやって真実に迫って行くんですね!

 

そして絢子のおじいちゃんが出てきて

なんと加世が既に近づいているという…

清二郎が調べて欲しいと言ってまだ数日ですよね。

仕事出来すぎです!!

 

ただ絢子のおじいちゃん怪し過ぎるので

絢子の身体の傷はこのおじいちゃんのせいな気がしてきました。

絢子のずっと気になってた過去ももう少しで知れそうなので

その辺を中心に今後進んで行ってくれるといいなと思います。

 

⇨第33話のネタバレはこちらから

 

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