「美醜の大地」第30話のネタバレ・サチの新たな決意

「美醜の大地」第30話のネタバレ・サチの新たな決意

 

前回はサチが捜し回っていた進司の居場所が分かり

孤児院で元気で明るく生活している姿が見られました。

それも1つのきっかけとなり

サチは相原殺しの自首をしようとするものの

サイコパス敏恵の登場に青ざめたところで終わってしまいました。

 

果たしてサチは自首し生き直す事が出来るのでしょうか?

 

前作・第29話のネタバレはこちら

 

 

第30話のネタバレ

 

敏恵の登場に青ざめ言葉も出ないサチに

敏恵は「あんた、何しようとしてるの?」と睨みつけ

「まさか警察にいって全部ブチ撒けて自分だけ逃げ出そうと思ってんの?」

と続けた。

 

その問いにサチはその通りでもう敏恵の言いなりにはならないと

今度こそ生き直すと強い決意を見せたのだった。

しかし、そんな決意に水をさすように敏恵は「つくし苑だっけ?」と尋ね

またサチを青ざめさせた。

 

 

何で知っているのかと問うサチに敏恵は偶然ハナと連れ立ってるのを見かけ

つくし苑までつけていたと言うのだった。

見られていたことにショックを隠せないサチ。

 

 

敏恵はサチが裏切ってハナ側につくのか

自分だけ逃げ切る魂胆なのかどっちでもいいが

そんな事したら、つくし苑が夜中に火事で焼けちゃうかもよと脅し

次こそは進司が助からないかもね等と言い捨てた。

 

 

また進司を盾に脅されたサチは悔しいながらも従うしかなく

歯を食いしばりながら自首をやめると敏恵に告げる。

とりあず警察署の前にいてもあやしいだけだから

どこか人目につかない所に移動すると背を向けた敏恵を

サチは睨みつけるのだった。

 

 

一方、ハナの隠れ家には鶴田と深見と全員が集まり情報を交換していた。

サチが自首したなら今後は慎重に動かないと、と言う鶴田に

ハナはまだ本当に出頭したかどうかは分からないと言う。

 

深見はこっちも不利になるのに止めなかったのかと

ハナに聞くとサチが現状の泥沼から脱するにはそれしかなく、

どのみち向こうの手札がひとつ減るし

すべてを話された所で警察がまず追うのは殺人犯の敏恵であり

なおかつ向こうが「ハナ」を見つけることは簡単ではないと答えた。

 

 

サチが出頭したかどうかは鶴田が調べると言うと

桐谷ヤエ子の時のようにサチがこちらの不利を招かないように

手を打つ必要があるから詳細がわかったら知りたいと深見は言った。

 

次に鶴田は絢子夫婦が人目につかないように潜伏しているようで

居場所がまだ掴めていないことを話題にすると

ハナは引き続き調査を頼んだ。

 

そしてハナは少し遠出すると言いコートを羽織る。

深見は一人でどこへ行くのか尋ねるも

「今のうちによく見ておきたい場所があるの」とだけ告げ、部屋から出て行った。

 

深見は済ましながら一服する鶴田の姿を伺うと

しかめっ面をし、コートに手をかけ部屋から出て行き

ハナの部屋の戸を叩こうとするが躊躇してやめ外へと向かう。

 

 

ハナとは目的は同じだけどお互いの考えには食い違いがあり

目的を遂行する為に障害を排除する行動を

良しとしないのは何故なのか、

その答えを見つけない限りハナはきっと心を開いてはくれない

深見は考えているとあることに気づく。

 

いつの間にか自分の中での目的の在り方が変わってしまっていたのだ。

高島津を潰すためにハナの復讐心を利用しようと近づいたハズなのに…

 

 

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絢子たちの隠れ家で1人佇みながら

「本当に誰もこないな…」と呟く清二郎。

そして過去の事を思い出していた。

 

縁談了承後に絢子の父に挨拶に行った時

ヘラヘラする清二郎に父親は焦りながら

愚息との縁談を受けて貰って感謝していることや

息子についての醜聞を耳にしているかも知れないが

末っ子で甘やかされて育った子でと取り繕う中で

絢子の父は「いいえ、こちらこそ。

我が娘には申し分ないお相手かと」と言い放つ。

その時、その言葉に清二郎はビックリしていた。

 

 

そして、それきり清二郎は絢子の親族に

一度も会うことはなかったのだった。

結納や入籍などの行事は知らない間に親たちが済ませていたのだったが

それは清二郎が難儀な存在だったから

断られない内に片付けたかったのだと考えていたのだが

絢子の家族は絢子自身の様子を気にすることもなく、

爆破事件のあとですら誰一人駆けつけて来なかったのを不審に思っていると

年配の女中が清二郎にお茶を淹れましょうかと声を掛けてきた。

 

 

その女中が高島津での勤めが古いほうだと知ると

清二郎は北海道に来てから絢子の家族に一度も会わないのだけど

みんなは遠くに住んでいるのかと尋ねた。

 

 

女中は自分も詳しい方ではなく、

焼けてしまった屋敷が建てられた時からの勤めになるが

もうその時にはあの屋敷では絢子だけが暮らすと決まっていたよう。

絢子が女学校へ上がる前に母を亡くしていて

父親や兄弟は一度もあの屋敷を訪ねて来ることもなかったとの答え

お茶を淹れて来ると席を外した。

 

 

清二郎は以前に絢子が微笑みながら言った

「籠が焼け落ちてしまったのがうれしいの」との言葉を思い出し

あの屋敷が絢子を閉じ込めておくための籠だったと言うなら

何故そうされなければならなかったのか

絢子の家族は…と考えながら窓を開けると

外には加世が「ここを見つけるのに苦労したよ」と言いながら立っていた。

 

 

そして、清二郎は加世に絢子の家族について調べて貰いたいと頼むと

加世は了承し、どこかへ向かって行った。

その後姿を二階の窓から絢子は眺めているのだった。

 

 

 

 

 

新聞社で思いつめいる綿貫の元に

同僚の布施が温かいお茶と新聞に包まれた焼き芋をそっと差し入れた。

そして「なんかよくわからないけどさ

あんまり思い詰めるなよ」と声をかけ帰って行った。

 

 

差し入れを眺めながら綿貫は自分が何ひとつ解決出来ず

周囲に迷惑ばかり掛けている、

もう引き際なのかも知れないと自分の不甲斐なさに嫌気がさしている時に

ふと相原や菜穂子の姿が思い浮かんだ。

 

 

両頬をびしっと叩き喝を入れると

まずは目の前の仕事に取り掛かろうと

布施にお礼を言いながら焼き芋の包まれた新聞を広げた。

 

しかし、その新聞を見た綿貫は驚く。

「小石川菜穂子という女性を捜しています」と言う文字が目に入って来たのだった。

「川上町」や敏恵が嫁いだ温泉旅館の場所などを思い出し

自分がもっと原点を知る必要があると気づく。

菜穂子が一体何者なのかと…

そして席を立ち新聞の広告先に電話を掛けるのだった。

 

 

敏恵とサチは小屋の中で火を焚いて黙って座っていた。

サチが見ているのが気になり敏恵が聞くと

今までどうしていたのか聞いた。

一人で闇の中を彷徨って答えが一つ見つかったののだと答えたが

サチには何のことか分からなかった。

 

逆にサチは何をしていたのかと尋ねる敏恵。

「必死に息子を捜してたわよ!」と怒鳴ると

敏恵は「結局ハナが逃してたんでしょ?

ただの時間の浪費じゃない」と言うと

サチは「全部あんたのせいでしょ!

進司は死んでたかも知れないのよ!!」と更に怒鳴るが

「あっそ、生きてて良かったじゃない」とあっけらかんと答える敏恵を

サチは心底恨めしそうに睨んでいた。

 

そんな視線に気づいているのか、いないのか敏恵は

「ねえサチ。裏切ろうとしたこと

今回だけは許してやるわ。

でも、2度目はないわよ。

あたしの邪魔をする奴は誰だろうと容赦しない」とすごんだ。

 

「…わかった」と答えたサチに敏恵が素直じゃないと言うと

「私は息子が大事なだけよ」と返事する。

 

もうこの女は自分の知っている敏恵じゃない、

道を正して生き直すためには踏み外した原因を排除しなければ

と考えていたサチの手元には敏恵から隠すようにナイフが握られていた。

 

その頃ハナは海辺の崖に建っている屋敷を遠くから眺めてい所で

第30話は終わる。

 

 

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今回の登場人物

 

ハナ:絢子をリーダーとするグループに酷いいじめにあい、

そのせいで母と弟を失ったことから、

整形をして顔を変え絢子グループへの復讐を決意する。

しかし、殺してしまう事にためらったり

相手が傷つくのが恐くなってしまったり悪者になりきれない様子。

絢子への恐怖心があり、それが復讐への邪魔をしている。

絢子の屋敷を爆発させ全焼させた。

 

 

鶴田:ヤクザだが孤児院に寄付したりいい人。

ハナの体が好きで整形前からのハナを気に入って

復讐に協力してくれている。

 

深見:イケメン弁護士。

高島津家に相当な恨みを持ちハナと共に復讐を誓う。

過去のトラウマから女性が苦手だが

他とは違うハナに惹かれ始めている。

 

 

サチ:学生時代にハナをいじめていたグループの1人。

絢子にお金で雇われて清二郎の「玩具」をしていたことも。

父親の分からない進司という息子がいる。

ハナの復讐により反省し真っ当に生きると決めたのに

敏恵に邪魔される。

進司を敏恵につれて行かれてしまい、居場所が分からない所に

相原が敏恵を脅迫罪で連行しようとすると

進司の居場所が一生分からなくなると思い

相原を刺殺してしまう…

屋敷の爆発で最愛の進司を失ってしまい生気がなくなっていたが

加世の言葉で進司が生きているかもと希望を持ち探し回っている。

孤児院での元気な進司を目にし生き直す為に自首しようとするが…

 

 

敏恵:学生時代にハナをいじめていたグループの1人。

ハナの復讐が原因で顔に大きなキズと大怪我を負う。

おばあちゃんや隣人を殺したり、進司を人質に取って

サチに言うことを聞かせハナへの復讐を手伝わせようとする。

高嶋津家の火災で顔の半分皮膚がなくなり、

ハナの整形をした診療所に入院していたが去って行った。

 

 

綿貫:「月刊道民」の記者。ハナがスミ子に復讐しようと働いていたカフェで

雨に濡れた時にハンカチを差し出してくれたハナに一目惚れした。

スミ子の事件以来、ハナの復讐を嗅ぎつけるが

当時ハナは菜穂子とうい偽名で働いており顔も違うために

ハナと菜穂子が同一人物だと思っていない。

深見に襲われ入院していたが退院後、

警察から相原が行方不明だと聞き相原を捜していたが

森哉の自白により殺されていた事を知る。

 

 

絢子:学生時代ハナをいじめていたグループのリーダー格。

冷酷な事をさせて顔色を一切変えずただ見ている。

清二郎という色狂いと結婚した。

初対面の時にハナの何かをキレイと首をシメたことがあった。

デパートで顔が変わったハナに再会したときも

「何できれいなの?」と一心不乱にハナを追いかけた。

体中に無数の傷を持っている。

 

清二郎:ド変態。「玩具」と呼ぶ女の人に性癖をぶつけ

自分の欲を満たそうとする。

絢子には中々、相手にしてもらえないらしい。

最近は絢子を守るために奮闘しているただのイケメン。

 

 

加世:清二郎の使用人。

以前は清二郎の「おもちゃ」を調達していた。

双子の弟の森哉とは家族以上に大事にしあっているが

最近サチを気にする森哉にやきもきしている。

 

 

感想

 

敏恵がまた進司を盾にサチを脅し出しましたね…

気になっていたサチの進司への手紙の中身は分からず終いでしたが

絢子の過去には少しずつ触れだしてますます気になるところ。

いつになったら絢子がハナへ執着した

「キレイなもの」の正体が明かされるのでしょうか…

これが一番気になります。

 

そして最近出てこない百子や診療所のメンツ、

森哉もどうしているのか気になりますね。

 

なんとなくですが綿貫が真相に気づく日は近そうで

今後の展開が楽しみになりました。

 

 

第31話はこちらから

 

 

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