「美醜の大地」第29話のネタバレ・サチの思いとハナの思い

「美醜の大地」第29話のネタバレ・サチの思いとハナの思い

 

前回は百子が杏一郎への執念で農薬を持ち出し

買春した男を毒殺したり、進司を探し力尽きたサチの前に

整形前の仮面をつけたハナが現れました。

 

サチの前に現れたハナの真意とは…?

 

前回・第28話のネタバレはこちら

 

 

第29話のネタバレ

 

サチは目の前に現れたハナに怯え顔を真っ青をにし

自分を殺しに来たのかと尋ねる。

自分に掛けられていた毛布に気づいたサチに

ハナは「殺す気なら、こんなことしないわよね…」と答えた。

 

そして1枚の紙を差し出し、サチは受け取る。

その紙には”つくし苑”の住所が書かれていた。

何も分からないサチにハナは進司の居場所だと伝えると

サチは何故ハナがと不思議がった。

 

するとハナは自分があの火事の夜に進司を屋敷から逃し、

それを仲間が保護し孤児施設に預けたのだと伝えると

サチは急に怖い顔をし「私に…何をさせたいの?」と

警戒心をあらわにした。

それもそのハズ、サチは進司を盾に敏恵に悪事を働かされていたからだ。

 

その考えとは裏腹にハナは「何も」と一言だけ答えた。

するとサチは「何も?ただ・・・私の息子を守ってくれただけなの?」と

涙を流した。

しかしハナは心の中で自分の小さい弟を殺したのは誰?なのかと考えていると

サチはハナにこれまでの事を話し出した。

 

 

ハナの復讐に遭ってから生き直そうと決めたけど

ハナに復讐しよとしている敏恵に祖母を殺され

進司まで奪われ、更には人を殺してしまった事。

ハナを逆恨みしたこともあったけど、

全部自分が道を間違えただけだと気づいた事。

そしてハナに自分はどうしたら償えるのか、

息子の為なら何だってするから教えて欲しいと懇願した。

 

ハナの答えは「私には何もしなくていい」だった。

サチにしたことはを謝るつもりはないからサチも

謝る必要もない。

「これからなんのために何をするのか

それだけを考えればいい」と言うと

サチは更に泣き始めたのだった。

 

一方、綿貫は新聞社の机で悩んでいた。

いくら菜穂子のためとは言え相原の死を隠し続けるなんて…と。

陰湿な子供時代を過ぎしてきた綿貫にとって

北海道で出来た友人たちは大事な存在だったのだ。

 

相原との出会いは大学の寮で食事やお風呂も共にした仲…

五十嵐先輩も相原が死んだことを知らないんだ…と思い

湯呑を持つ手が震えガタンと大きな音を立てて

いきなり椅子から立ち上がり同僚を驚かせたかと思うと

「ちょっと出かけて来ます!」飛び出て行った。

 

 

スポンサードリンク

 

行き先は警察署で受付で刑事課の柏葉を呼び出して貰おうとしてるところに

「返して!」の声が耳に入って来てそちらの方を向くと

何やら女性と警官が揉めていた。

その女性は丸谷妙子と言い高島津家の元女中で

調書を作る間に蛇の長次郎を別室で預かるという警官に食ってかかっていたようだ。

 

やり取りを聞いていると顔に傷のあるやくざみたいな人に

屋敷の間取りや従業員のことを教えてくれと頼まれただけで

爆破事件のことなんて何も聞いていないと。

そこまで聞いた綿貫は受付に用事を思い出したと警察署を後にする。

 

受付に柏葉がやってきて来客の事を聞くと帰った後だと知らされるが

面会名簿で綿貫が来ていたのを確認するのだった。

 

綿貫は走りながらハナの仲間にやくざがいるのなら

菜穂子は想像以上に危険な立場にいることになり

もしあのまま警察にすべてを打ち明けていたら

逮捕されるより先に菜穂子が消されていたかも知れない

本当に迂闊だったと思い、

(相原、悪い。もう少しだけ…)と歯を食いしばっていた。

 

また一方で鶴田は橋の上で情報屋に会っていた。

情報屋は「そっか、相原が。そっか…」と言いながら川を眺める。

「前にあの記者の坊主のことを、お前が「後輩」って呼んでたからな

もしかしてと思ったが…やっぱり知り合いか」と言いながら

鶴田はタバコに火をつけた。

 

「なんでかなぁ、なんでいい奴ばっかり先に逝っちまうのかなぁ。

俺みたいのがいつまでものさばってさ」と言う情報屋に

鶴田は「……そんなこというもんじゃねえよ」と言うと

「うん」とだけ答えた。

「今さらだがおまえも気をつけろ。

向こうも妙な連中を引き込んだようだからな。」と鶴田が言うと

情報屋は雪玉を凍った川に落とし、氷を割ると

「でも許せないなぁ」と呟くのだった。

 

 

清二郎の父が用意した家で清二郎が絢子の部屋を覗き

お茶に誘うが絢子は入浴中だと女中に知らされた。

残念がる清二郎の目に1枚の写真が飛び込んで来る。

それを手に取りながら「そういえば絢子さん、昔の写真とか

一度も見せてくれたことない…」と言い眺めて驚いた。

 

絢子に着替えを持ってきた女中は湯加減などを尋ね

お背中を流しましょうかと声を掛けると

絢子からは「余計な真似をしないで」と冷たく言い放され

青ざめながら謝り脱衣所を後にする。

 

浴室の絢子の全身には無数の傷跡があった。

 

写真を見て驚いていた清二郎が発した言葉は

「この人は…」だった。

写真にはキレイな女性が椅子に座って赤ちゃんを抱っこしている姿があり、

裏には「絢子 一才」と文字が書かれていた。

 

 

ハナとサチはつくし苑まで来ていた。

外から眺めると以前のふさぎ込んでた進司とは違い

他の子達と楽しそうにボールで遊ぶ姿が見られた。

それを見たサチは両手で口を覆い涙が止まらなくなる。

 

ハナは「…会わなくていいの?」と声を掛けると

サチは後で進司に渡して欲しいと手紙を託した。

文字は教えたからきっと読めると思うと方を震わせどこかへ歩き出す。

 

ハナがどこへ行くのか聞くと自首してどれくらい掛かるか分からないけど

全部償っていつか必ず迎えにくると決意を示し、

ハナに手紙をよろしくとありがとうを伝えると1人警察署へ向かう。

 

決意を固めたサチの目には空が青くキレイに見えた。

本当は自首なんて怖くてたまらないと震えながらも

何故かすごく晴れやかな気持ちになっていた。

 

警察署の前に立ち、呼吸を落ち着け

進司の姿を思い浮かべ今度こそきちんと生き直す決意をし

一歩踏み出したサチを呼ぶ声が聞こえる。

 

振り向くと店の影から「どこいくの?」と

険しい顔でサチを睨む顔面包帯だらけの敏恵がいた…。

 

〉〉「美醜の大地」を10話まで無料で読む方法

〉〉「美醜の大地」をすぐに4話分無料で読む方法

 

スポンサードリンク

今回の登場人物

 

ハナ:絢子をリーダーとするグループに酷いいじめにあい、

そのせいで母と弟を失ったことから、

整形をして顔を変え絢子グループへの復讐を決意する。

しかし、殺してしまう事にためらったり

相手が傷つくのが恐くなってしまったり悪者になりきれない様子。

絢子への恐怖心があり、それが復讐への邪魔をしている。

絢子の屋敷を爆発させ全焼させた。

 

鶴田:ヤクザだが孤児院に寄付したりいい人。

ハナの体が好きで整形前からのハナを気に入って

復讐に協力してくれている。

 

 

サチ:学生時代にハナをいじめていたグループの1人。

絢子にお金で雇われて清二郎の「玩具」をしていたことも。

父親の分からない進司という息子がいる。

ハナの復讐により反省し真っ当に生きると決めたのに

敏恵に邪魔される。

進司を敏恵につれて行かれてしまい、居場所が分からない所に

相原が敏恵を脅迫罪で連行しようとすると

進司の居場所が一生分からなくなると思い

相原を刺殺してしまう…

屋敷の爆発で最愛の進司を失ってしまい生気がなくなっていたが

加世の言葉で進司が生きているかもと希望を持ち探し回っている。

 

 

敏恵:学生時代にハナをいじめていたグループの1人。

ハナの復讐が原因で顔に大きなキズと大怪我を負う。

おばあちゃんや隣人を殺したり、進司を人質に取って

サチに言うことを聞かせハナへの復讐を手伝わせようとする。

高嶋津家の火災で顔の半分皮膚がなくなり、

ハナの整形をした診療所に入院していたが去って行った。

 

 

綿貫:「月刊道民」の記者。ハナがスミ子に復讐しようと働いていたカフェで

雨に濡れた時にハンカチを差し出してくれたハナに一目惚れした。

スミ子の事件以来、ハナの復讐を嗅ぎつけるが

当時ハナは菜穂子とうい偽名で働いており顔も違うために

ハナと菜穂子が同一人物だと思っていない。

深見に襲われ入院していたが退院後、

警察から相原が行方不明だと聞き相原を捜していたが

森哉の自白により殺されていた事を知る。

 

絢子:学生時代ハナをいじめていたグループのリーダー格。

冷酷な事をさせて顔色を一切変えずただ見ている。

清二郎という色狂いと結婚した。

初対面の時にハナの何かをキレイと首をシメたことがあった。

デパートで顔が変わったハナに再会したときも

「何できれいなの?」と一心不乱にハナを追いかけた。

 

清二郎:ド変態。「玩具」と呼ぶ女の人に性癖をぶつけ

自分の欲を満たそうとする。

絢子には中々、相手にしてもらえないらしい。

最近は絢子を守るために奮闘しているただのイケメン。

 

 

感想

 

情報屋が綿貫と相原の先輩の五十嵐っぽいなと思いました。

何だかんだサチはこの話の中ではまともだから応援したいのに

邪魔する敏恵…いつから警察署の近くで張っていたのか?

執念が怖いです…

 

絢子の体の傷は写真の中の母親らしき人物につけられたのでしょうか?

今回はあまり話が進んでいないので

解明されていない謎がまだまだありますね。

 

ただただ進司がずっと悲しみの中に生きてなくて良かったです!

サチからの手紙の内容も気になる所…

 

 

第30話のネタバレはこちら

 

?me id=1&me adv id=460136&t=pict - 「美醜の大地」第29話のネタバレ・サチの思いとハナの思い

スポンサードリンク