「美醜の大地」第28話のネタバレ・それぞれの考えが行き違う

「美醜の大地」第28話のネタバレ・それぞれの考えが行き違う

 

前回は双子の森哉と加世の生い立ちが主体のお話でしたね。

世間知らずな雰囲気があった理由も

母は子供を置いてどこかへ行ってしまうと

森哉が進司言っていた意味もここでハッキリしましたね。

 

命への大切さの価値観の違いから森哉の協力を断り

1人で進司を捜すことにしたサチ。

一体どうなるのでしょうか?

 

➡前回・第27話のネタバレはこちら

 

 

「美醜の大地」第28話のネタバレ

 

森哉は加世に今までの話をすると加世から

「瀬尾サチが去っていくのを黙って見送ってたのかい?」と言われる。

元気なく返事をし、行かせてよかったのか後悔する森哉。

 

加世は手を組んだ時の条件は履行済みなんだし

好きにさせておけばいいとあくびをする。

必要な情報も大体聞き出せているし

これ以上一緒に行動する理由もないと今度は寝転ぶ加世。

 

 

森哉は警察に出頭したり、綿貫たちに捕まったとしたら

と心配そうに言う。

 

それに対し、もう関係ない。

もし警察に話したところであんなうすのろどもに捕まえられっこない、

それどころかサチには複数の殺人容疑がかかっているんだから

自分が潔白だと言い張ってるようにしか見られないだろうと

呑気に構える加世。

 

窓の外の雪を眺めながら進司を捜しに行くと言った

サチの後ろ姿を思い出し、森哉は寂しそうに「母さん」と呟いた。

 

 

隠れ家の部屋で深見が包帯を巻いているとハナが入って来た。

手を差し出し「手伝うわ」と言うハナに深見は喜んで包帯を渡す。

 

深見の腕の傷を見るとハナは眉間にシワを寄せ

「あまり危ない真似をしないで」と言いながら包帯を巻く。

 

すると深見は自分が必要だと思うことをしているだけ。

綿貫に接触したのは今後の情報の駒になると踏んだのと同時に

色々と知りすぎているため不用意な行動をさせないため。

 

実際、一緒に行動して結果的にサチに協力者がいたことや

あっちに様々な問題が生じているのも分かり

そこを上手く利用すれば更に有益な情報が得られるかも知れず

こっちから手を下すことなく自滅させることも期待出来そうだ。

現に今も勝手に暴走して殺人をし

互いを追い詰め合っているようだ。

もうしばらく綿貫の監視は続けますと答えると

 

「ご心配なく。余計な真似はさせませんから」と言い

ハナの手を両手で挟むように触れた。

 

(そう…余計な真似などさせない。すべてはあなたのために)

思いながら深見はハナをまっすぐ見つめる。

 

ハナが「…ひとつ約束して。

二度と綿貫さんを傷つけないで」と言うと

深見は不意をつかれたような表情見せショックを受けた。

 

 

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「…現在の関係性から考えれば

今のところ実力行使の必要はありませんが…」と深見が言うと

ハナは手当が終わったとスッと手を離し

ドアの前で振り向かずに「お願いね、深見さん」と

念を押し、部屋から出て行く。

 

部屋から出たハナはドアの前でうつむきながら

進司の心配をするサチの姿を思い出していた。

そして進司の笑顔と自分の弟の笑顔を重ねて思い出し、

ネックレスを握りしめるのだった。

 

 

診療所では菊乃が内田に敏子が出ていくのを止めなかった事を

何故咎めないのかと質問していた。

内田は自主的に出ていったのなら仕方ないと言う。

そして、ボソッと二度も治療代踏み倒しているしなと呟く。

 

 

菊乃は敏子の危険度が更に増したのを目にしておきながら

みすみす逃してしまったことが気にかかって仕方なかったが

自分に何が出来るのか、

ここに鎖で繋いで置くわけにいかないし

後は血なまぐさい方法しか思いつかないと自問自答していると

内田が「巻き込まれることが恐ろしいか?」と声を掛けてきた。

 

この数日ずっと怯えてた菊乃が気になっていたようだ。

「うちの仕事は常にこういった危険がつきまとう。

怖いと思うのなら無理に留まろうとしなくていい」と内田が言うと

菊乃は持っていたお盆をギュッと握りしめ

「いいえ、自分から飛び込んだことですから」と答え

夕食の支度をすると部屋から出た。

 

自分は初めから無関係なことではないんだ、

だったら先生だけは絶対に守ってみせると心で強く決意し

窓の外を見ながら百子を思い出すと

彼女はどうなったんだろう?と考えていた。

 

 

その百子は歓楽街で男に売春を持ちかけていたが

ガリガリの百子の体を見て男は今夜は気分じゃないと断る。

しかし、百子は腕にすがりお腹が空いて凍えそうと引き下がると

男は根負けし一緒に旅館に入るのだった。

 

 

布団の上で百子は薬の瓶を眺めていた。

それは昔、蔵で百子が触ろうとして祖母にすごく怒られた農薬だった。

体に入ると天に召されるから気をつけなさいと。

 

百子は杏一郎が天にも昇るような心地にさせてくれた事

目覚めた時には地獄だった事を思い出しながら

相手の男に声をかける。

「ねえ…あなたも天に昇れた?」と。

しかし男は吐血し、頭に血管を浮かせながら死んでいたため何も答えられなかった。

 

百子は服を着ながら笑い、旅館から出て

薬の瓶にキスをするとガラス戸の映った自分を見て

こんな醜い姿じゃダメだ、もっときれいにならなくちゃ

杏一郎さんに逢うために

私をこんな姿にさせた男たちから今度は私が搾り取ってやると

瓶を空に向かって掲げる。

「杏一郎さん天国へ連れて行ってあげるわ」と瓶に頬ずりすると

「ふふふ、あはははは」と街へ消えていった。

 

 

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サチはフラフラしながら進司を捜していた。

民家を見かけ、進司の事を聞いて見ようかと思ったが

綿貫がもう警察に全部話していたら自分はお尋ね者になっている

そうしたら進司がどこかで無事でもきっともう会えなくなると思いとどまり

寒空の中お腹を空かせ震えていた。

 

 

民家の中から耳掃除をしている親子の楽しそうな声が聞こえ

サチは祖母と進司と暮らしていた頃のことを思い出し涙し

(どうしてこうなってしまったんだろう)と後悔しながら

再び歩き出す。

 

木の下で小さくなりながらサチは限界を感じていた。

もう二度と進司に会えないのならこのまま死んだほうが楽なのかも

何の責任も取ることもしないで全てを失って野垂れ死になんて

たったひとりのわが子さえ守れなかった情けない私の人生

もう何も考えられないと倒れ

「ごめんね、進司…」と言うと意識が遠のいてしまった。

 

しかし暖かさを感じるサチ。

死んだのかと目を開けると焚き火が目に入った。

更に毛布で包まれていたことにも気づき

森哉かと思っていると誰かが近づいて来る。

 

それに気づき顔を向けると昔の顔のハナが立っていたところで

第28話は終わる。

 

 

 

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今回の登場人物

 

ハナ:絢子をリーダーとするグループに酷いいじめにあい、

そのせいで母と弟を失ったことから、

整形をして顔を変え絢子グループへの復讐を決意する。

しかし、殺してしまう事にためらったり

相手が傷つくのが恐くなってしまったり悪者になりきれない様子。

絢子への恐怖心があり、それが復讐への邪魔をしている。

絢子の屋敷を爆発させ全焼させた。

 

 

深見:弁護士。高島津家に恨みがありハナの復讐に協力を名乗り出た。

過去のトラウマから女が嫌いだが、他の女とは違うハナには興味がある。

 

 

森哉:加也の弟。以前は清二郎が要らなくなった「玩具」を始末していた。

楽しそうに死体を解体するサイコパス。

母性が強いサチに対して恋愛感情を抱き始めてる様子。

 

 

加世:森哉の姉。以前は清二郎の「玩具」を調達していた。

森哉がサチに興味を持ち始めたのに気づくと嫉妬する。

 

サチ:学生時代にハナをいじめていたグループの1人。

絢子にお金で雇われて清二郎の「玩具」をしていたことも。

父親の分からない進司という息子がいる。

ハナの復讐により反省し真っ当に生きると決めたのに

敏恵に邪魔される。

進司を敏恵につれて行かれてしまい、居場所が分からない所に

相原が敏恵を脅迫罪で連行しようとすると

進司の居場所が一生分からなくなると思い

相原を刺殺してしまう…

屋敷の爆発で最愛の進司を失ってしまい生気がなくなっていたが

加世の言葉で進司が生きているかもと希望を持ち探し回っている。

 

 

敏恵:学生時代にハナをいじめていたグループの1人。

ハナの復讐が原因で顔に大きなキズと大怪我を負う。

おばあちゃんや隣人を殺したり、進司を人質に取って

サチに言うことを聞かせハナへの復讐を手伝わせようとする。

高嶋津家の火災で顔の半分皮膚がなくなり、

ハナの整形をした診療所に入院していたが去って行った。

 

 

綿貫:「月刊道民」の記者。ハナがスミ子に復讐しようと働いていたカフェで

雨に濡れた時にハンカチを差し出してくれたハナに一目惚れした。

スミ子の事件以来、ハナの復讐を嗅ぎつけるが

当時ハナは菜穂子とうい偽名で働いており顔も違うために

ハナと菜穂子が同一人物だと思っていない。

深見に襲われ入院していたが退院後、

警察から相原が行方不明だと聞き相原を捜していたが

森哉の自白により殺されていた事を知る。

 

内田:診療所の医者。ハナを一番美しいと思う顔に整形した。

人の顔を覚えていないので患者の事も分からないが

ハナのことだけは覚えている。

 

菊乃:内田の助手。元男性。

子供の頃から自分に性に違和感があり、

いじめられていた。

軍隊に入ったものの大怪我をし

そこで治療してくれた内田と出会う。

昔の自分とハナが重なるらしく

ハナの復讐に手を貸し、

百子の前に杏一郎と言う名で現れた。

 

百子:ハナをいじめてたグループの1人。

ハナの2番目の復讐相手。

杏一郎としての男性に戻った菊乃に騙され

借金のカタとして見世に売られ薬漬けにされ

精神が崩壊している。

それ以来、若い男を見かけると

「杏一郎さん」とまとわりつく状態で

家にこもっていたが杏一郎が札幌にいると耳にし

家から抜け出した札幌に向かっている。

 

感想

 

百子がやって来ましたね。

怖いもの見たさで出て来て欲しかったけど

まさか杏一郎さんを殺す気だとは…

まとわりつくだけかと思ってたのに。

 

私は絢子のハナが持っているという

キレイなものがそろそろ知りたいのだけどまだまだ先っぽいですよね。

 

ハナはサチを傷つける気はないんだろうなと思うのですが

もし、森哉がこの状況に来たらハナに攻撃仕掛けちゃうんだろうなって

展開で終わりましたね。

 

全く出て来なくなった敏恵も気になります…

 

 

第29話のネタバレはこちら

 

 

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